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社員紹介 刺激がある。プロになる。

プロフィール

櫻井 哲也

生産・開発本部 品質保証部 プラント品質保証
リーダー
2008年入社

ウォーターダイレクトへ入社したきっかけは?

異業種からの転職組です。前職は「美容師」。
「ゼロ」からしっかり教えてくれる先輩に支えられ、安心してスタートできました。

前職は全くの異業種の「美容師」でした。6年前、ちょうど僕自身の人生の転機というか結婚し家族を持つことになり「美容師」を続けるという選択肢もあったのですが、新しい分野で挑戦してみたくなったのが転職のきっかけです。その頃の富士吉田市には、マヨネーズで有名な食品メーカーや飲料メーカーの工場が次々と建ち始めていました。その1つがウォーターダイレクトでした。やはり富士吉田市の特長でもある富士山の名水を扱うエリアとして、「お水」を扱う飲料メーカーに対し、当然のように興味が大きくなっていきました。これまで携わったサービス業からの転職となりましたが、学生時代は商業科。ウォーターダイレクトではデスクワークも多いと聞いていましたので、学生時代に学んだことが活かせる!と思ったのも束の間、自身でも驚くくらい学んできたことを活かせませんでした・・・。エクセルの使い方や商業科で学んだ専門の言葉など、全てにおいて忘れてしまっていたんです。「美容師」の時にはあまりデスクワークに触れる場がなかった為、一からやり直しということで、会社の仲間に助けられながらの入社スタートとなりました。サービス業からデスクワークを伴う業種への転職でしたが、「ゼロ」からしっかり、そして優しく教えてくれる先輩方に恵まれ、とても安心できたのを記憶しています。

ウォーターダイレクトに入社し、仕事がスタートしてからの様子は?

最初に携わった仕事は、商品出荷の「最後の砦」である、ウォーターサーバーのメンテナンスチームの立ち上げでした。

ウォーターダイレクトの設立から2年目の入社で配属先は、ウォーターサーバーのメンテナンスを主に行う「メンテナンスチーム」。 お客様へウォーターサーバーを送り出す前の、最終的に商品として完璧かどうか確認を行う、商品出荷前の「最後の砦」であるべき重要な任務を担っているチームへの配属でした。当初、そのチームは5名で構成されていて、1日約100台のウォーターサーバーを出荷していました。今でこそ人数は増え体制も安定してきていますが、当時5名で一日100台を出荷するのに、現場は毎日が戦場のようでした。

そしてメンテナンスチームにとってもう一つ大事な仕事が、ウォーターサーバーを作り上げる各パーツの管理です。ウォーターサーバーはシンプルな構造にみえてネジ1つから数えるとパーツはかなりあります。モデル数にもよりますが、現在約300以上のパーツを管理しています。ネジ1つも会社の資産ですからね。在庫管理をしっかり行い、お客様に安心して使ってもらえる商品に仕上げる「メンテナンスチーム」の立ち上げは、サービス業から転職してきた僕にとって大きく成長できる場となりました。

そんな中、あの2011年3月の東日本大震災が起こったのです。お水の供給がままならないエリアが多く出現し、ウォーターダイレクトにはたくさんのお客様からの注文が殺到しました。本当に、これまでで一番の凄まじく激動の日々でした。

その局面を、どのように乗り越えていったのですか?

「やるしかない。この仕事が好きだし。」その気持ちしかなかった。そんなメンバーが集まっていたから乗り越えられた。

これまでの何十倍という忙しさでした。また同じようなことがあっても乗り切れるかどうかと思うくらい激動の日々だったと思います。やっても、やってもお客様から注文が続く、会社にとって予想のできなかった事態でした。しかし、お客様には迷惑をかけられない。「どんなに苦しくてもお客様に届けたい!」みんなの気持ちが同じ方向に向かっていました。「やるしかない。」もう、この一言に尽きるというか。全員が体力も気力も限界に来ていました、それでも本当にこの仕事が好きで仕事に誇りを持っていてやはり一番は、「お客様」のことを思うことができた仲間がいたから、乗り越えられたと思います。

次に目指していることは?

100%完璧でなくていい。8割主義で前に進むスピード感の方が大事。
残りの2割は一緒に仕上げていこう。

この2011年を乗り越えたことは、今考えると一番の成功かもしれない。しかしそれより僕の心に残る出来事がありました。これまでで一番の失敗と言っても過言ではない、「出張申請事件」です。簡単に言うと「出張」をするために申請書を提出するのですが、ぼくは100%完璧な申請書を出したかった。しかし結局、承認を受けたのは出張が終わってから。本当に怒られました…。

ウォーターダイレクトは非常にスピード感のある会社です。成長も早いですし、その為やらねばならない新しいことがたくさんある。言いたいことは、自分にとっての100%完璧はもしかすると他の人にとってみれば60%かもしれないということです。これは、ウォーターダイレクト5Sの一つに掲げている「Speed:8割主義で前に進む(完璧さよりも素早さを優先)」になるのですが、自分がイメージすることを100%でなくてよいので80%で伝えるスピードの方が大事、残りの2割はみんなで一緒に仕上げていこうよということです。この2014年の春にリーダーとなり、次は教育にも取り組んでいく立場となりました。僕のチームは現場(店頭での営業活動やお客様サービス部)を経験している人達が多いので、お客様の実際の声を知っている強さがあります。そのお客様の声から「こうしたい、ああやりたい。」など、たくさんの意見があがっていきています。その声をきちんと実現まで一緒に導いてあげるのが僕の役割。

そんな熱い想いのもと一生懸命考えている意見に対して、決して「No」とは言わないのが僕のやり方。今までの僕が学んできたコトや経験をどんどん伝えみんなの意見を吸収し、自身も成長をしていきたいです。

ウォーターダイレクトで働くならこんな人!という人はどんな人ですか?

「男性」「女性」に関係なく、働きやすい環境作っています!「物流部」っていいなと周りから言われるような部を、一緒にめざしましょう。

物流部の仕事の特性から、これまで男性の割合が大きかったのですが、ここへきて「ウォーターダイレクト」で働く人達に女性が増えてきている。なので女性にも働きやすい優しい職場環境づくりをしていきたいと思っています。今まで男性ばっかりだったもので、なかなか気の付かないところも多く、そこは女性のみなさんに支えられています。男性・女性関係なく助けあってともに活躍できる場所を作り、いいチームそして周りからも「物流部っていいね。」と言われるような組織づくりが目標です!会社の成長とともにスタッフの人数も、どんどん増えてきました。会社の成長の背景に、ウォーターダイレクトで働くみんなの誠実さや真面目さ、そして熱意のある行動が、これまでを支えてきたと思います。

その中でも「物流部」は商品の品質を管理しさらに、商品出荷の最後の砦という重要なポジションでもありますので、自信かつ責任感をもって物事に取り組む姿勢をもった本当に真面目な方が多いです。お客様が増えている中、まだまだやらねばならないことがたくさんあります。会社の成長を一緒に楽しんでいける、そんな方は是非ウォーターダイレクトに来てほしいですね。